超高輝度の蓄光式避難方向明示板
安全確保≠トータル的に提案
(有)環境未来(熊本市) 福山和也社長

(有)環境未来・福山和也社長 ニューヨークテロや国内外の大地震など、多くの被災害が続いている昨今、電気系統の切断が長時間続き、復旧するまでにかなりの時間を要する。特に地震国家である日本はいつ、どこで震災が起こるかわからない状態。そのため蓄光性の避難方向明示物の重要性が高まっている。このような中、紫外線を含む太陽光・蛍光灯・白熱灯などの光で長時間蓄光する「ナイトブライト」が注目され、このほど糾ツ境未来(福山和也代表取締役、熊本市)が、販売・施工を開始した。
 特徴は、今までの製法で届かなかった深さまで欣起光を有効に作用させることに成功したため、高輝度・長残光時間を確保することが可能。また、蓄光性能は半永久的な上、構造の簡素化により低コストを実現させた。
 同製品は、「避難方向明示物(樹脂板タイプ、強化ガラスタイプ[写真参照]、磁器タイルタイプ)」のほか、国交省からNETIS登録を受けている「地点標」、警告表示板、縁石等に連続して設置し誘導に効果的な「視線誘導マーカー」、どこにでも使用できるマーキング材「アウトラインマーカー」などがある。他県では不法投棄が多かった場所に警告表示板を設置したところ、投棄数が激減した例もある。このように様々な設置・利用が可能だ。

 梅雨時期の転倒防止に
 防滑効果は絶大!

 また同社では、雨が多く滑りやすいこの時期に、現状の石・タイル等の床の表面に溶剤を塗布するだけで防滑効果が格段に向上する防滑改修溶剤「ソグナップ」の取扱いを始めた。
 「あなたはご存じですか?同一平面上でスリップや、つまずきによる転倒での死亡者数は?」と尋ねる福山社長。「ニュースになることは少ないですが、約3400人の方が毎年亡くなっている。また、私の祖母が雨の日に滑り骨折して寝たきり状態になった苦い思い出もあり、この商品の取扱いを決めた。転倒事故では施設の管理者に責任も大きく係わってくる。「ソグナップ」の施工場所には自動的に、生産物賠償責任保険がかけられ、安全・安心の両観点から充実した製品になっている。
 この2製品を主に「建物の内外でトータル的に`安全確保aできる製品として提供をしていきたい」と意欲を示す。
2006.06.08掲載

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