熊本都市建設業協会青年部会
会長 村上潤典氏
感謝の気持ち忘れず全会員で活動



 熊本都市建設業協会青年部会の新会長に村上潤典氏(八十建設取締役)が就任した。設立から2年間、副会長職を務めていた村上会長は「うまく流れに乗ってきている。感謝の気持ちを忘れず、全ての会員とつくりあげていきたい」と決意を示す。



――就任の抱負を
建設業の魅力を発信し、建設業の発展に貢献できればと思っている。初代の中山会長が築きあげてきたことを継続・踏襲しながらも、新しい事業や改善を繰り返して更により良いものへブラッシュアップさせ、会員の皆さんとつくりあげていく。
親会の熊本都市建設業協会をはじめ、行政機関や事業に携わっている多くの方々のご理解、ご協力、ご支援があって活動ができていることをしっかりと心に留め、感謝の気持ちを忘れず活動していきたい。

――これまでどういった活動を
45歳までの経営者と後継候補者22人で2022年6月に立ち上げ、「公共の福祉」「建設業の魅力を伝える」「会員相互の情報交換・研修会」を柱に活動している。具体的には、税務や事業承継、人事評価制度、ファシリテーターの研修会、熊本工業・熊本農業高校1年生の現場見学会、熊農2年生の就職ガイダンス、熊工2年生のインターンシップ合同研修、中学校での職業講話、小中学生向け「しごと学びWEB授業」、「土木の日」の子ども向け土木の体験会、献血活動などに取り組んできた。

――手ごたえは
活動は全会員の協力なしに実施できないものばかり。「誰がする」というお任せではなく一人ひとりの協力があって青年部が成り立っていることをあらためて実感した。うまく流れに乗ってきていると感じている。
研修会ではこれまで知らなかった知識が習得でき、業務に活かされていると感じている。また、活動の中で高校生から「小さい頃にバックホウに乗せてもらってすごく楽しかったので、今は建設業で働くことを目指しています」という声を聞いた。成果を直ぐに出すのは難しいが、地道な活動を継続していくことが大切だ。
 会員同士の交流・親睦も深めることができ、仕事上の相談事も増えるなどより良い環境ができていると思う。

――会員へのメッセージを
2人が卒業され、新たに5人が入会したので今期は25人での活動となる。20歳代の若い人は現場で多くの仕事を学ぶ大切な時期。経営者の方に入会への理解を得るのが難しい場合もあるが、10年後、15年後も多くのメンバーで活動できる環境、雰囲気づくりを整えていく責任が私たちにはある。活動を更に充実させ、青年部で活動したことを持ち帰って、自社の発展に繋げていただければと願っている。
2024.7.1掲載

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