「小さい頃から力仕事が大好き」
立田 夕香里さん  (株)協信総業(山都町)


(株)協信総業・立田夕香里さん 幼い頃、土木作業に従事し生コン車を楽々と操作する父の姿に憧れた。子供の頃は大型トラックを運転する職業に就きたかったが、成長するにつれ、父の仕事がかっこよく見えるようになった。いつしか父と同じ道を歩みたいと決意し、進路は迷わずこの職種を選んだ。
 普通高校を卒業後、技術を身につけるため、熊本県産業開発青年隊訓練所に入所した。1年間の寮生活で、みっちり土木建設技術を学び、大型特殊自動車運転免許や車両系建設機械運転技能講習修了証など6種の資格を取得。卒業後は、希望を胸に葛ヲ信総業へ入社した。
 しかし、資格は持っていても現場経験はほとんどゼロ。一般作業員として約3年間の下積みの後、主任技術士に抜擢された。
 「最初の現場は2人で受け持っていましたが、次の現場は自分1人だけでした。年長の作業員さんに上手く指示を出せず、1人現場に残って作業をやり直すことも度々ありました」。
 工事完了後も不安が残り、竣工検査の前日は極度の緊張で眠れなかったことも。しかし、無事に引き渡しが完了した時は、苦労した分、喜びは表現しがたいほど大きかったという。
 その後は、現場での責任の重さとともに、陣頭に立つ楽しさ、達成感を知り、ますます仕事にのめり込んだ。平成16年度に独学で2級土木施工管理技士の資格を取得し、その翌年度には現場代理人として山都町の農道整備工事を担当した。
 次なる目標は1級土木施工管理技士。現在は実務経験年数が不足しているため受験できないが「できるだけ早く取得し、施工に関する全てを取り仕切りたい」と闘志を燃やす。
 幼い頃から土木を見つめ、何もない山に道を切り拓く仕事が一番好きという。「力仕事が大好き」。目を輝かせて語る表情から技術屋としての意欲が伝わってくる。
2007.05.10掲載

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