建設業界で活躍する女性技術者たち。男女雇用機会均等法が成立して20年が経過し、女性の現場進出も拓け、第一線で活躍する女性の姿が見られるようになった。
 それぞれの分野で活躍する女性技術者にスポットを当て、建設業界に入ったきっかけや仕事の内容、今後の目標などについて聞いてみた。

「コミュニケーションを大切に」
伊高久美子さん  (株)西村建設(美里町)


(株)西村建設(美里町)・伊高久美子さん――様々な仕事がある中、なぜ建設業だったのでしょうか
 実家が建築板金業で、小さい頃から現場に興味がありました。小学6年生の時の文集には「将来の夢は大工」と書いているんですよ。高校も建築科に進学。今は大工ではなく土木工事の現場監督をしていますが。性格的にも事務所でじっとしているのは苦手なので、現場が合っていますね。何もないところに道や橋などの形が出来ていく工程を見るのが好きです。
――土木と建築、両方の資格をお持ちなんですね
 建築士の資格を活かして、これまでは建築に携わってきました。手掛けた施設の中には、美里町砥用庁舎議会棟新築工事があります。工期が迫り時間的に余裕がない中、設計事務所や役場との打合せを重ねながら造り上げたものなので、思い入れがありますね。
 土木は、入社してから勉強し、2級土木施工管理技士の資格を取得しました。ここ3年は、国土交通省緑川ダム管理所発注の塵芥処理などを行う工事現場で現場監督をしています。この現場では昨年、国土交通省の安全施工業者表彰を受けました。
――他にも資格取得を目指しているそうですが
 福祉住環境コーディネーター2級を。3級は持っているので。医療・介護を目的とした建物を造る時には役立つと思います。学生の時よりも、社会人になってからの方が勉強するのが楽しくなりました。
――これから建設業に就こうとしている女性にメッセージがあれば
 私自身は、女性だからといって特別扱いされた記憶はありませんが、苦労も感じません。良い仕事をするためにも、周りの作業員の方々とのコミュニケーションが大切だと考えています。話すことが一番。建設業だからと深く考えないで、興味があれば飛び込んできて欲しいですね。現場は楽しいですよ。
2007.01.01掲載

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