天草地区建設業協会青年部
会長 馬場慎太郎氏
建設業から地域活性化へ
天草地区建設業協会に青年部が発足した。人口減少率が高止まりし、担い手確保が急務となる天草地域で、どのような事業を展開していくのか。初代会長に就任した馬場慎太郎氏(南邦建設専務取締役)は「担い手確保の取組は最優先事項だが、その先の地域の盛り上がりを見据えて幅広い事業を模索していきたい」と意気込みを語る。
――設立の趣旨・目的は
天草地域の人口減少率は県内でもトップクラスで、一時期話題になった消滅可能性都市にも挙げられている。このままでは建設産業はもとより、天草地域の未来も危うい状況だ。
この現状を少しでも改善するため、46歳未満の若手経営者や後継候補者15人で青年部を立ち上げた。担い手の確保や業界のイメージアップに向けた取り組みを実施するとともに、会員同士の繋がりを深め、輪を広げながら、建設業や天草地域の盛り上がりに繋げていきたい。
――青年部で取り組む課題、その対応策は
若手人材の確保、それに伴う発信力強化に注力する。高校生と話してみると、建設業はあまり知らない、こんな企業あったんですねという反応が多い。小中学生から高校生、親御さんまで、建設業や地元企業に対する理解を深めていかなければ、近い将来、事業が成り立たなくなるだろう。
知ってもらうためには、接点を増やしていくことが重要だ。昨年度から協会主催で高校生との交流会がスタートするなど、良い流れができている。これを更に加速できるよう、会員の協力を得ながら新しい事業を検討していく。
――活動内容について
今年度は、協会が主催する天草工業高校のオープンスクールやコンクリート施工実習、舗装協会が実施するアスファルト舗装実習への協力を予定しており、少しでも生徒と接する機会を増やしていきたい。
また、本渡中央商店街(銀天街)で定期的に開催されている「みんなの遊園地」への出展も計画している。子どもたちに電動バックホウの試乗などを体験してもらい、一般の方が建設業に興味を持つきっかけとなるような場にできれば嬉しい。
――今後の展望を
まずは安定的、継続的に事業展開できるような基盤・体制づくりに注力していきたい。発足したばかりだが、これから数年で卒業を迎える会員がいるのも事実だ。更なる会員勧誘に努めるとともに、協会外から賛助会員のような形で入会してもらい、一緒に活動していけるような枠組みも検討していきたい。 |