(株)天草みらいコンクリート
谷脇哲也社長
地元ユーザーに認められる企業へ

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 生産会社設立による集約方式を採用した「鞄V草みらいコンクリート」。会社をまとめる谷脇社長は、以前、天草地区生コンクリート協同組合の事務局長を務めた経験もあるという。9月1日からの稼働にあたり話を聞いた。




――集約化を実現するまでの現状はいかがだったのでしょう
 天草地区では、公共工事の削減による大幅な出荷減少が続いており、今後も出荷の増加を望めないことから、これまで積算単価アップへの取り組みを進めていた。だが思うように進展せず小康状態に陥っている中、昨年8月、組合未加入であった4社が天草地区生コンクリート協同組合に加入し、大同団結が実現できた。組合にとって大きな変革の始まりとも言える出来事だったのではないか。

――組合員相互に危機感があったわけですね
 皆さんが現状を踏まえユーザーの理解を得るためにも身を切る改革が必要であることを共通認識としていたことは確か。なぜなら完全共販化を進めると共に集約化のための先進地視察をスタートさせている。オーナー全員で人吉球磨地区や水俣地区を訪れ、成功事例を肌で感じることが出来たことが、集約化を進める上で大きかったと思っている。
――新会社の舵取り役として心がけていることは
 5社それぞれが歴史ある会社なので、各社を融合し、魅力ある企業に育てたい。各オーナーの意向を汲みながら、進むべき道に導くことに強い責任を感じている。地域一番を目指すというか、実際5社の持つシェアが最も多いのだが、名実共にそれに恥じない企業を作っていかなければならないと考えている。

――今後の意気込みをお聞かせ下さい
 天草地区全体をカバーできるのはうちだけ。状況次第では単価アップをしていかなければならないし、従業員の高齢化により若い人たちの雇用も必然的に発生する。数年経って企業が安定してくると雇用の拡大につながることもあり得るだろう。期待という部分では集約によって、無駄な部分を削ぎ落とした分、機動力は上がるのではないか。ワクワクする気持ちだ。各社の持つポテンシャルを最大限に生かし、地元ユーザーに認められる企業を目指す。
2015.8.31掲載

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