熊本県法面保護協会の会長に就任した
 (株)ツチヤ工業代表取締役 土屋立親氏
"県民の生命・財産を守る"法面保護工



土屋立親氏 法面工事の専門業者の集団である我々の高い技術力を見ていただきたい――。「災害を未然に防ぎ、郷土の発展に貢献する」をスローガンに掲げる(社)熊本県法面保護協会の第3代目の会長に就任した。
 土砂災害の危険個所は、熊本県内で約7000カ所ある。いつ、どこで災害が発生しても何の不思議でもない。「我々(協会)の一番の目的は、災害を防ぎ、法面保護工事を通して、県民の生命・財産を守るということ。このことを常に念頭に置き、様々な活動を行っていく覚悟だ」と協会運営に対する決意を語る。
 「今までのような待ちの姿勢≠ナはいけない。会員が一致団結し、発注機関等に対しても法面工事の重要性を積極的に`アピールaしていかなければ・・・」。国の構造改革や財政難等の影響で、公共事業費の減少が続く。法面保護工事も、大半が公共事業。協会も非常に厳しい時代を迎え、新会長としての手腕が問われる。
 早稲田大学を卒業後、昭和40年に岐阜県大垣市の会社に就職、53年に退社。その経験を活かし、54年に現在の会社を設立した。好きな言葉は努力=B子供の頃から、常に努力の2文字を胸に刻み、励んできた。
 今後も「期待に沿えるよう全力を尽くすことはもちろんのこと、税金の無駄遣いなどとは決して言わせない。また協会員の施工は"すばらしい"と言われるような仕事をしていく」。柔和で誠実な人柄とは裏腹に、その目の奥に潜む信念には圧倒される。
 趣味は、スポーツや囲碁など。特に卓球は、学生時代に副将として活躍し、国体で2年連続優勝するなど輝かしい実績もあげている。昭和17年生まれの63歳。熊本市で娘夫婦と同居する。
2006.08.07掲載

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